わたしたちにできること
東広島市八本松町に白ネギ栽培の第一人者がいる。脇さんの父親「脇 伸男」さん。父親の意思を受け継ぎ、日々農作業に奮闘している。
いつも笑顔が絶えない伸哉さん智美さんご夫妻。元料理人の大輔さん。「良い土をつくることで、どんな作物も美味しく育つんです」と智美さんは言う。
伸哉さん智美さんご夫妻は、関東で農業とは別の仕事に就いていたが、東日本大震災を機に実家である広島に戻り、父親の農業を手伝うことを決意。
弟である大輔さんは広島で料理人として働いていたが、伸男さんから「ピーナッツペーストなどの加工品製造に本格的に取り組みたい」という相談を受け、農業へ転向することになった。
現在の脇農園は白ネギ・落花生・アスパラ・ナス・トマトなどの品目を栽培している。「安心して食べられる野菜作りは健全な土作りから」信念に伸男さんが大切に育ててきた「土」づくりは未来へと継承されている。